口・喉の治療

喉(咽喉)の病気

喉が痛い

HAR_0017_1

風邪症状として喉が痛くなることはよくあります。放置せずはやめの受診をおすすめします。喉を診てネブライザー治療・内服治療を行います。食事がとれないほどの痛みがある方は点滴治療を行い程度によっては入院施設のある総合病院にご紹介いたします。喉が腫れると息苦しくなることもありますので軽く考えず早めに受診ください。

喉がつまる

のどがつまる:咽頭癌、逆流性食道炎、咽頭異常感症

まずどの部位に症状があるのかお知らせください。高画質細径電子スコープを使用して喉ぼとけの部位まで喉を観察します。逆流性食道炎を疑う場合は内科と連携して治療にあたります。

声が嗄れる

声が嗄れる:声帯ポリープ、声帯炎、喉頭癌

高画質細径電子スコープにて声帯を観察します。発声法を変えることで改善することもありますのでご相談ください。

「ちょっと気になる」を大切にする口・喉の治療

「ちょっと気になる」を大切にする口・喉の治療

口内のできものや炎症、喉の痛みや、つっかえる感覚などは「ちょっと気になる」からこそ受診が遅れがちです。
当クリニックの耳鼻科では、そんな「ちょっと気になる」をお気軽に相談できるクリニックでありたいと考えております。声枯れなどの症状で来られた方にポリープやがんが見つかることもありますので、放置せずに、早期受診・早期治療を心がけましょう。

当クリニックの「口・喉の治療」

当クリニックの「口・喉の治療」

口内炎、舌炎、扁桃炎、咽頭炎、ポリープ・がん、味覚障害などの診療を行います。また、風邪症状にお悩みの方もご相談ください。

  • 口内炎

    お口の中、唇などで炎症が起こり、水疱やただれが生じる疾患です。
    細菌やウィルスの感染、自己免疫疾患、皮膚疾患を原因として炎症が起こります。自然に治ることもありますが、ほかの病気を原因としたものである可能性もあるため、クリニックにてしっかりと治すことをおすすめします。

  • 舌炎

    舌に生じる炎症の全般を指して「舌炎」と呼びます。舌の一部が平坦となり、赤くなる、灼熱感、接触痛などの症状を伴います。
    歯によって傷ついたりやけどをきっかけにして起こるほか、全身疾患を原因として起こることもあります。
    基本的な治療としては、口内の衛生管理の見直し、薬の投与によるものです。全身疾患が疑われる場合には、内科と連携しながら検査・治療を検討してまいります。

  • 扁桃炎

    まず「扁桃」とは、喉の入口を囲むようにある咽頭扁桃・耳管扁桃・口蓋扁桃・舌扁桃を指して呼びます。その扁桃に炎症が起きた状態を「扁桃炎」といいます。細菌やウィルスの感染を原因として起こり、喉の痛み、飲み込むときの痛み、発熱、食欲不振、だるさ、口臭、首のリンパの腫れなどの症状を伴います。
    抗生物質などの薬により症状の改善が期待できますが、繰り返し扁桃炎が起こる場合には、手術設備の整った医療機関をご紹介いたします。

  • 咽頭炎

    咽頭(喉)に炎症が起きている状態です。ウィルスや細菌の感染を原因とし、喉の痛み、飲み込むときの痛み、発熱、だるさ、首のリンパの腫れ、頭痛、吐き気、腹痛などの症状を伴います。
    主に対症療法によって症状を抑えます。ただし、ウィルスや細菌の種類によっては、肺炎や脳症などの合併症を伴うこともあるため、その疑いが生じた際には、内科と連携しながら検査・治療を進めます。

  • ポリープ・がん

    「声枯れ」という特徴的な症状が見られるのが、声帯ポリープ、喉頭がんです。その他、喉の違和感、声が出しにくい、喉が詰まった感じ、呼吸困難などの症状を伴うこともあります。
    高解像の内視鏡により、正確に診断します。手術や放射線療法が必要になる場合には、より高度な設備の整った専門の医療機関をご紹介いたします。

  • 味覚障害

    正常に味が感じられなくなる疾患です。神経・味細胞の受容体・味覚中枢の異常などを原因として発症します。
    強い味を求めて、極端に甘いもの、辛い物へと嗜好が変わっていくため、対処せずに好きな物を食べていると生活習慣病のリスクが上昇します。
    亜鉛などのミネラルの不足を疑い、採血の上で適切な食習慣へと改善し、薬の内服などを行いながら味覚の回復を目指します。また、内科的な視点から治療を行うこともあります。

  • 風邪

    喉の痛みを含む風邪症状にお困りの方も、ご相談ください。治療の中で、喉の異常だけが残り長引くような場合には、肺炎、喘息、結核、肺がんなども視野に入れながら、内科と連携して診断・治療を行います。

pagetop